そもそも海外へ行った理由は従兄弟の結婚式でした。
当時の私は金欠気味でしたが、近親者で私だけ不参加というのも恥ずかしいですし、断腸の思いで海外行きを決めました。
そうなると、できるだけお金をかけずに帰国するのが重要です。
お土産など一切買わない覚悟だったので、Wi-Fiのレンタルなんて論外。
「数日使わなくったって平気でしょ、スマホ中毒じゃあるまいし」
実は少しWi-Fiのレンタルについて調べましたが、手続きのややこしさや、どのWi-Fiを選べばいいか面倒くさくなったのも理由の一つです。
Wi-Fiがなくて困るシーンといえば道に迷った時だと思いますが、オフラインで使えるマップアプリがあると聞いたので、安心して日本を出発しました。
行き先はハワイだったのですが、無料のWi-Fiスポットはあるし、ホテルにもWi-Fiがあります。
しかし、ものすごく遅い。
まるで通信制限がかかった時のような遅さで、これは完全にスマホ抜きでやり過ごす必要があるなと少し不安に。
結婚式は2日目に執り行われ、3、4日目は観光に出かけていました。
しかし、現地の水が合わなかったのかお腹の具合が悪くなり、私1人先にホテルへ戻ることに。
とりあえず来た道を戻ればいいんだろうと思い、バスと徒歩でホテルを目指しましたが、秋葉原駅で迷子になる私が海外で迷子にならないはずがありません。
現在地が分からなくなり、調べようにもWi-Fiスポットは激遅。
そこで、オフラインで使えるマップアプリの出番です。
しかし、私のスマホが古すぎたのか、全く正常に動作しません。
日本で確かめておけば良かったと後悔するとともに、無料Wi-Fiが遅いのも私のスマホが古いせいなのかなとも思えてきました。
結局現地の人に拙い英語を駆使し、3時間かけて何とかホテルへ戻ることが出来ました。
Wi-Fiをレンタルしていれば・・・
家族もWi-Fiを借りていなかったので家族間の連絡には使えませんが、GPSを使ったナビで も使えば30分足らずで帰れたんだろうなあと思います。
それと、わざわざ知人との連絡をシャットアウトする必要もありませんでした。
やはり海外では思いもよらないトラブルに遭遇するリスクがあると思います。
私の場合は腹痛と迷子という可愛いトラブルでしたが、迅速に的確な情報を得るためにはWi-Fiをレンタルしてネット環境を整えておくと自分の身を守ってくれる場合もあるでしょう。
現地のWi-Fiスポットも万能ではないですし、一人旅ならまだしも、家族で行くならなおさら必要だと思います。