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海外グループ旅行でWi-Fiをレンタルしてわかった5つの注意点!

今どきの海外旅行で必要なものといえば、Wi-Fiルーター。SNSへ写真をアップしたり、地図アプリを検索したり、LINEで連絡を取ったりと、なくてはならないものです。

ひとり旅なら1台レンタルすればいいけれど、グループ旅行の場合は何台必要か、わからずに困っていませんか?

・レンタルではなく現地のフリーWi-Fiを利用すればいいのでは?

・ルーター1台をみんなで使うことはできる?

・どの会社のどのプランを使えばいい?

・ルーターの使用に関して気をつけることは?

・トランジットで別な国に立ち寄ったときも使える?

こんな疑問を持っている人、多いのではないでしょうか。

そこで、海外旅行でWi-Fiルーターをレンタルするときに気をつけることをわかりやすく解説。これを読めば、Wi-Fiルーターのレンタルに関する疑問が解消します。

グループでの海外旅行を計画している人は必読です。

Wi-Fiルーターのレンタルって必要?

Wi-Fiルーターをレンタルするメリット

「そもそもWi-Fiルーターをレンタルする必要あるの?現地のフリーWi-Fiで十分」と思っていませんか?

フリーwi-fiは空港やカフェ、ホテルなどで提供されていて、手軽で無料なのが魅力です。

でも、海外のフリーWi-Fiはデメリットがいろいろあります。

・セキュリティが不安

・通信速度が遅かったり、接続できなかったりする

・移動中は接続できない

一番心配なのはセキュリティ。誰かに通信している中身をのぞき見されて、SNSアカウントやパスワード、クレジットカードなどの個人情報が流出する危険があります。さらに、なりすましや詐欺などのトラブルに巻き込まれる可能性も否定できません。

フリーWi-Fiは人が集まるとこで提供されています。その場にいる多くの人が一斉に接続すると、回線が込み合って通信速度が遅くなりがちです。普段使用している速さと比べるとかなり遅く、イライラしてしまいます。

また、電波の届く範囲が狭く、少し場所が違うだけでも接続できないことがあります。

フリーWi-Fiは施設や店舗ごとに提供されていて、移動中は使用できません。例えば、空港からホテルへ移動するとき、マップでルートを確認したくてもできないのです。

そんなフリーWi-Fiのデメリットを解消し、さらにメリットがあるのがレンタルWi-Fiルーター。

安全、かつ速度も十分で接続できないことはまずありません。また、携行するので移動中はもちろん使用できます。

また、設定やトラブルで接続できないなど、困ったことがあっても日本語でのサポートがあるので安心。

・グローバルWi-Fi:LINE・スカイプ・海外専用ダイアルでの問い合わせは24時間受け付け

・イモトのWi-Fi:メールフォーム、電話での問い合わせは24時間受け付け

・Wi-Ho(ワイホー):サポートデスクが24時間対応

・jetfi:メール、電話での問い合わせは24時間可能

海外旅行では、現地のフリーWi-Fiを使用するよりも、Wi-Fiルーターをレンタルする方がよいでしょう。少しお金はかかりますが、安全で移動中も使えて安心です。

Wi-Fiルーターのレンタル基礎知識

Q. 申し込みはいつすればいい?

A. 事前にネットから申し込んでおきましょう。当日、空港の窓口で申し込める会社もありますが、窓口で混雑していて出発までに間に合わなかったり、渡航先に対応した機種がない可能性があります。事前に手配しておく方が確実です。

空港窓口で受け取る場合(成田・羽田・関西国際・中部国際空港)

 ・グローバルWi-Fi:成田・羽田・関西国際空港は前日15時まで、中部国際空港は2日前の15時まで(渡航先によって4空港とも前日、当日の申し込み可能)

 ・イモトのWi-Fi:成田・羽田空港は前日16時まで、関西国際・中部国際空港は2日前の16時まで(在庫状況によって4空港とも当日申し込み可能)

 ・Wi-Ho(ワイホー):成田・羽田空港は前日正午、関西国際・中部国際空港は2日前の正午まで

 ・jetfi:成田・羽田・中部国際空港は2日前の午前中、関西国際空港は3日前の午前中

 宅配便で受け取る場合

 ・グローバルWi-Fi:本州・四国・九州は3日前15時まで、北海道・沖縄・離島は4日前の15時まで

 ・イモトのWi-Fi:宮城・山形・福島・関東・北陸・中部・京都・大阪・奈良は2日前の16時まで、沖縄を除くそれ以外の地域は3日前の16時まで、沖縄は4日前の16時まで

 ・Wi-Ho(ワイホー):岩手・宮城・福島・関東・北陸・中部・滋賀・京都・大阪・奈良・兵庫は2日前正午まで、北海道・青森県、秋田県・和歌山県・中国・四国・九州・沖縄は3日前正午まで

 ・jetfi:お届け日の2~12日前の午前中(離島以外は2~3日前の午前中がほとんど)

Q. ルーターの受け取り、返却はどうすればいい?

A. 受け取りは、ほとんどの会社で自宅への宅配、空港の窓口が選べます。ただし、会社によっては窓口を設けている空港とない空港があります。

また、窓口で受け取る際、本人確認が必要となります。本人確認書類を忘れずに持って行きましょう。申込者以外の人が代理で行く場合は、申し込みの確認ができる書類が必要です。

返却は、空港の窓口もしくは宅配便がほとんどです。帰国して国内の乗り継ぎで時間がない、窓口へ寄るのを忘れたというときも、宅配便で返却できます。

・グローバルWi-Fi:帰国当日の発送なら延長料金なし(16時以降到着の帰国便利用の場合は翌日16時までの発送)、送料負担

・イモトのWi-Fi:帰国翌日までに発送手続き、送料負担

・Wi-Ho(ワイホー):帰国翌日までに発送手続き、送料負担

・jetfi:帰国翌日までに発送手続き、送料は事前決済

Q. 1日あたりの利用料金はいくらくらい?

A. 「アジア周遊、高速4G」の場合を比較してみました。

 ・グローバルWi-Fi:300MB/日→620円/日、500MB/日→790円/日

 ・イモトのWi-Fi:500MB/日→1280円/日

 ・Wi-Ho(ワイホー):300MB/日→333円/日、500MB/日→555円/日

 ・jetfi:350MB/日→310円/日、500MB/日→580円/日        (2019年7月現在)

2カップル4人で2台契約すると、一番安いのはWi-Ho(ワイホー)で666円/日(300MB/日)。一番高いのはイモトのWi-Fiで2560円(500MB/日)と、最安値の約4倍弱もします。

1日あたりの利用料だけだとWi-Ho(ワイホー)が一番安いです。いろいろ考慮した場合のおすすめは、最後にお知らせします。

グループでWi-Fiルーターをレンタルするなら何台必要か

複数とは「人」ではなく「台」

レンタルしたWi-Fiルーターは、会社にもよりますが、1台で5台もしくは10台まで同時に接続することが可能です。この5「台」というのがポイント。

ルーターを利用する人数ではなく、ルーターに接続できる台数で決まるのです。

特にビジネスの場合、スマホだけでなくタブレットやパソコンをつなぐこともあります。3人が3台ずつ接続したいものがあると、ルーターは1台どころか2台あっても足りません。

グループでWi-Fiルーターをシェアして使う場合は、人数分のスマホだけなのか、他にも接続するものがあるのか、事前に確認しておいた方がよいでしょう。

持参する台数に合わせてルーターをレンタルすれば、旅先で「もう1台レンタルすればよかった」とならずに済みます。

容量が少ないプランでできること

Wi-Fiルーターのレンタルは、そこそこお金がかかります。少しでも旅行費用を安くするため、できれば容量の少ない、安いプランを選びたいところ。

でも、本当にその容量で足りるのでしょうか?必要なときに「ない、どうしよう」とならないよう、少ないプラン(250~300MB)でできることを見ていきましょう。

普段の生活の中でもよく使うLINE。メッセージのやりとりは、それほど容量を必要としません。でも旅先での写真を圧縮しないまま送信すると容量を消費してしまいます。オリジナルの高画質は帰国してから見せるようにしましょう。

グループ旅行で別行動している仲間に電話をかけたいとき、普通に電話をすると高額請求の原因となります。LINE通話やスカイプなどを使いたいところですが、容量をとても消費してしまいます。ここぞというとき以外は、使用しないでおきましょう。

LINEのメッセージ同様、あまり影響がないのがメール。こちらも高画質の写真を添付しなければ問題ありません。

もしかすると、旅行先で一番使用する地図アプリ。知らない土地、ましてや外国で迷子になったら大変です。出発から目的地に到着するまで、地図アプリを手に移動したいところ。

2~3分ならまだしも、10分20分使用し続けることを繰り返していると、ホテルに戻るときに容量がなくなった、という恐れがあります。

せっかくの海外旅行なのに、Wi-Fiの残りがどれだけなのか、常に心配しながらすごすのは楽しくありません。安くてギリギリ足りるかどうかというプランよりも、数百円追加して容量の多いプランを不安なく利用した方がよいでしょう。

1台を複数で利用する場合、気をつけること

大容量プランがおすすめ

Wi-Fiルーターを複数で使う場合は、容量が足りなくなることがないよう、大容量のプランを選びましょう。3~4人で1台を利用するなら、おすすめは無制限プラン。

せっかく海外にいるので、その様子をSNSにアップしたくなるものです。LINEで友だちに写真を送ることもあるでしょう。困ったときにLINEの通話やメッセージでレンタル会社のサポートを受けることもあるかもしれません。

なにかあっても困らないように、余裕を持たせた容量がおすすめです。

グローバルWi-Fiなら、アジア周遊で300MB/日は620円、無制限だと1250円。4人で1台を利用するとひとり75MB/日で155円、無制限で313円。1日たった150円の追加で安心が買えるなら安いものだと思いませんか?

予備のバッテリーがあると安心

予備のモバイルバッテリーは持っていった方がいいです。

レンタルしたWi-Fiルーターを複数で接続して使用すると、バッテリーの消費が早くなります。街中で充電切れになり、目的地への経路やホテルへの帰り道を調べられなくなったら大変です。そうならないためにも、予備のモバイルバッテリーを用意しておきましょう。

 ・Wi-Fiルーターと一緒にレンタル=200円/日

 ・Amazonで購入=2800円(売れ筋ランキング上位3つの平均)

また、普段から使用しているモバイルバッテリーがあれば、それでもかまいません。

モバイルバッテリーがあれば、Wi-Fiルーターだけでなく、スマホや自動翻訳機なども電池切れの心配がなくなります。

使わないときはこまめに電源をオフにして電池が減らないようにしましょう。

別行動の予定があるならひとり1台が必須

Wi-Fiルーターの電波が届く距離

グループ旅行の場合、日によっては全員一緒ではなく、それぞれが行きたいところへ行くときもあるでしょう。そういうとき、Wi-Fiルーターが1台しかなければ、持っているひとりだけが使えて、他の人たちは使えない状況になります。

Wi-Fiルーターの電波が届く距離がどのくらいか、知っていますか?約5~10メートルです。

その距離内であれば、1台のWi-Fiルーターを複数で使用可能です。しかし逆に、それ以上の距離になると、Wi-Fiルーターを持っている人しか使えなくなってしまうのです。

別行動の予定があるのなら、レンタルするWi-Fiルーターの数を2台以上にしておくと困らなくてよいかもしれません。

1人1台(1カップル1台)がおすすめ

カップル同士の旅行であれば、カップルごとに1台ずつ500MB/日プランのWi-Fiルーターをレンタルすることをおすすめします。

2カップル4人で一緒にずっと行動することはないでしょう。カップルごとに行きたい場所があったり、ふたりきりで過ごしたかったりするはずです。

ふたり一緒に行動すれば地図アプリの容量消費もひとり分でいいですし、写真の送受信もしなくてすみます。ひとり250MB/日ですが、SNSへのアップなどは問題ないでしょう。

友だち同士のグループ旅行の場合、行きたい場所が異なれば、複数台Wi-Fiルーターをレンタルした方がよいでしょう。

ひとり1台、300MB/日以上のプランがおすすめです。

グループで複数台あれば、容量不足の不安も解消。1台あたりの接続する端末も少ないので、速度の低下も起きにくくなります。

別行動でも行き先が同じであれば1台で大丈夫。まったくバラバラの行き先の場合はひとり1台、安さと便利さを考え合わせてレンタルする数を決めましょう。

要注意!国をまたいで利用する場合

申し込みをしていない国では使ってはいけない

複数国を旅行する予定なら、Wi-Fiルーターを申し込み画面ですべての国を選択しておきます。

選択しなかった国ではWi-Fiは利用できません。

お隣の国まで足をのばしたり、トランジットを利用してステイしたり、列車に乗って数か国を周ったり、複数国を旅行することも珍しくありません。必ず、忘れずに選択しましょう。

もし選択していないのにWi-Fiを利用すると、超過料金が発生したり、利用停止になったりします。必要なときに使えない状況に陥らないために気をつけましょう。

トランジット、移動中は電源オフ

海外旅行用のWi-Fiルーターは、日本国内から出発するとき、滞在国から出国するときは電源をオフにしておきましょう。

また、渡航する際気をつけたいのが、スマートフォンのモバイルデータ通信です。出国するとき、必ずオフにしましょう。オンのままWi-Fiルーターの電波状態が悪いと、自動で海外のネットワークに接続してしまうことがあります。

旅行からしばらく後、驚くような請求金額が届いて青くなる、ということがないように気をつけましょう。

まとめ

海外旅行に行くならWi-Fiルーターは忘れずにレンタルしましょう。

カップル2組の場合、グローバルwi-fiの500MB/日プラン×2台がおすすめです。

 ・容量と利用料金のバランス

 ・在庫次第では当日申し込みが可能

 ・サポート問い合わせ方法が選べる

アジア周遊なら1日400円でストレスなく使えそうです。

ぜひ、今度の海外旅行に持っていくことを検討してみてください。

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