2週間アメリカに滞在する予定で、1週間はロサンゼルス、もう1週間はポートランドに行きました。どちらも友人宅にステイさせてもらう事になっていました。家にはwi-fiがあるから大丈夫、と言われていたので、その言葉通りに日本ではwi-fiを借りずに渡米しました。アメリカは日本よりもfree wi-fiが多いだろうという予想もあり、なんの不安もなく日本を出ました。
空港ではなんの問題もありませんでした。ロサンゼルスでは友人に迎えに来てもらい、家ですぐにwi-fiのパスを教えてもらいました。ロサンゼルスは大きなモールなどではwi-fiが通っていることも多く、また移動は基本的に友人家族と共にしていたので、不便を感じることはありませんでした。しかし、ポートランドに移動してからが大変でした。ポートランドでは、夫が留学していた場所であることもあり、レンタカーを借りて自分たちで色々なところに行く予定にしていました。家ではもちろん、友人宅のwi-fiに繋げてもらい、連絡を取ることができましたが、ポートランドはロサンゼルスほどモールというような大きな場所がなく、スーパーや普通のお店ではwi-fiが殆どfreeになっていませんでした。なので、地図を調べるにも一苦労です。スターバックスコーヒーなら、駐車場でもwi-fiが届くことが分かり、スターバックスの駐車場を求めてふらふらと移動する事になってしまいました。夫は土地がわかっているから大丈夫だと言っていましたが、実際久しぶりに行ってみると風景や道も変わっており、また細かい営業時間や、通行止めなどの情報を得ることはできません。普段、どれだけ自分がネットワークに頼って生きているかを思い知らされました。また、友人に連絡をとることも困難で、帰宅時間を知らせることができず、大雪が降る中、車の中で長い時間待つ事になってしまいました。子どもが小さかったので、飽きて泣いてしまい、しかし雪のために外に出ることもできずに本当に大変な思いをしました。
wi-fiがあれば、無駄にスターバックスコーヒーを探して彷徨うこともなく、簡単に目的地にたどり着くことができました。通話の契約をしなくても、ラインやFacebookで音声通話もすることができたので、もっとスムーズに旅を進めることができたと思います。
少し調べると、海外で使えるwi-fiのレンタル料の高さに驚き、なくても大丈夫と感じてしまうかもしれません。しかし、どこへ行ってもfree wi-fiのスポットがすぐに見つかるとは限らないので、地の利があるところだとしても、レンタルをしてから渡航されることをお勧めします。